2012年5月10日木曜日

選挙と環境問題〜意外な関連〜


前回のブログで
なかなか行動できない
ということについて書かせて頂きました。
そこでそもそも行動しようとしない人もいると述べたのですが、

行動しようとしないという点において
選挙と環境問題は似ているなと思います。

何故かというと
一人一人の行動(投票)が重要にもかかわらず、一人一人の行動の結果が目に見えない(あまりにも小さい)から
です。

選挙においては
国を良くするためには投票することが正しい
(だれも投票しなければものごとが決まらない)
ことは明確ですが、
知識がない、だれが選ばれても一緒、投票した所で結果は変わらない
政治家が国のこと決めるのだから無関係など
の理由で投票率はなかなかあがりません。
しかし、一人一人の行動が非常に重要です。

環境問題についても
環境を良くするためにはエコなど、何らかの取り組みをした方がいいことは
明確ですが、
何をしたらいいかわからない、何をしてももう環境問題は解決できない、結局自分だけ動いても変わらない、国や企業がやるべきことなど
の理由でなかなか行動できません。
でも、環境問題を解決するためには、一人一人の行動が非常に重要です。


なんか似てませんか?
そう考えると
両方の取り組みを相互に生かせないのでしょうか??


少しヒントかなと思ったのは
横浜市の寿地区の取り組みです。

日本三大ドヤ街として有名な寿町ですが
こうした現状を変えようとする取り組みを行うコトラボ合同会社が企画した取り組みで
「KOTOBUKI選挙へ行こうキャンペーン」

何をしたかというと簡単で、
町中にカラフルな矢印を貼り付けて矢印を追いかけると投票所にたどり着く。
なんやらお祭りのような宝探しのような。。

結局他の地区が投票率を下げる中で4%も投票率が上がる結果になりました。
難しいことではなくてシンプルに「楽しい」
人々の心に届けるためにはこの「楽しい」が非常に重要なんだと考えさせられました。

環境問題でも一緒ですよね?
ごみを減らせ。分別をしっかりしろ。節電。
負担負担では結局ダメなんです。

そこに楽しさ!というものがあったら少しは世界が変わらないでしょうか?

Something fan!!これをデザインすることが大事だと私は思います。

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