2012年4月26日木曜日

What I Wish I Knew When I was 20


What I Wish I Knew When I was 20

こんな講義、自分の大学にもあったら面白いなと思ったので紹介します。


今、手元に5ドルあります。2時間でできるだけ増やせと言われたら、どうしますか?

なんかわくわくしませんか?

一番稼いだ学生は、成果の発表の時間を最大のチャンスと考え、学生を採用したい企業にその発表の時間を売ったそうです。

こうした自由な発想、それを触発する授業、とても魅力的です。

しかし、現実の授業はなかなかそうはいきません。
理由は色々あるとは思いますが、
大学でさえ、多くの授業が教授の話をノートにとり、テストを受けるという形式のものです。
言われたことを言われたとおりにやり、上手に再現する(テストで結果を残す)。
こうしてさえすれば文句が言われない形式なんです。
実に面白くない。(中にはそれでもユニークで楽しい講義もありますが)

学生のみんなには共感してもらえるかと思います。
一方、社会人の方の中には、「面白くないことなんか社会に出たら山のようにある。つべこべ言わずにしっかり勉強しなさい。」という方もいるのではないでしょうか。

しかし、それではダメなんです。

何故ダメなのか。
それは、「頭を使わない」教育では現代に必要とされている能力が身につかないからです。

それは、就職活動で内定を総なめにする学生を見れば一目瞭然ではないでしょうか。
内定を片っ端からとっていく学生は「まじめ」に授業を受けていません。
「適当に」授業を受けて(学ぶことだけ学んで)、「まじめに」遊んでいます。
留学してNPOやボラティア、NGOなどに取り組む学生、学生起業してビジネスをする学生、こうした学生がモテるんです。

日本では、
30年前、高度成長期には、みんなが成功していたから、みんなと同じことをすることが正解でしたが、
今は、みんなが苦しい時で、みんなと同じことをしていたら失敗する時代になったんです。

つまり、今の学生に求められる能力が変わっているにもかかわらず、
教育は30年前と同じだからダメなんです。

もっと学生が自由に発想を楽しめる、授業が理想なんだろうと思います。

どうすればいいのか。一筋縄ではいかないと思いますが、
一つだけ確かなことは、待っていても何も変わらないと言うこと。

そして学生にとってある意味大きなチャンスだと思います。
裏を返せばオモロイこと、楽しいことを本気でやったら評価される世の中なんてなかなかありません。

っということで、オモロイ!!と思ったことをどんどん行動に移していきましょう。

この本には、オモロイ!!を実現する様々な手助け、教えがあります。
これからの人生をわくわくさせてくれるそんな本です。

20歳といいません。わくわくした人生を歩みたいそんな方におすすめです。

2012年4月22日日曜日

ごみじゃぱん


今回は私が参加している取り組みを紹介します。

NPO法人ごみじゃぱんの取り組みです。

神戸大学の学生が中心に取り組んでおり、捨てる時だけでなく、買う時からごみの問題を考えることを呼びかけることで無理なくごみを減らせる社会づくりを目指しています。

みなさんは買う時からごみの問題を考えたことありますか??

なかなかないのではないでしょうか??
私自身この取り組みに出会うまで考えたこともなかったです。

例えばレトルトカレーの外箱、
食べる上ではあってもなくてもどっちでもいいものです。
事実スーパーには外箱があるものとないものどちらも並んでいます。

どっちが環境にいいかは明白ですよね!!
全国の生活者が買う時にこうした商品を選んだらなんと
家庭ごみの25%が削減できます。

でもどの商品がごみが少ないかわからないよ。
そういう方にわかりやすく簡易包装の商品をお伝えするのがごみじゃぱんの取り組みです。

自分たちでスーパーマーケットにある商品の容器包装の重さを測定し、
ごみの少ない商品をマークでお知らせしています。


←このマークです。
神戸市にお住まいの方はみたことあるかもしれませんね。
そしてこの取り組みを減装ショッピングと呼んでいます。



この取り組みの何がすごいかというと

ずばり、敵がいないこと、
つまり、
だれも損しないんです。
メーカーはコストが削減できる(マーク認証のおかげで容器を削減しても購買が減らない)
生活者はごみが減らせる(無理なく地域社会に貢献できる)
自治体はごみ処理コストが減る
などなどあげたらきりがないです。
事実、産官学民いずれからの協力も受けています。

今はまだ神戸市と大垣市のみでの取り組みなのでこれからの広がりを期待して下さい。
そのうちherasouが世界共通語になったら素敵です♪

また、
生活者の方のお話を聞いても、
社会に貢献したいけど何をしたらいいかわからない
こうした声を良く聞きます。

簡単です。
どの商品を選ぶか迷った時に
ん?こっちの方がごみ少ない!!
これだけでいいんです。

実はちょっとしたことだけで社会に貢献できる、
そうしたことを気づかせてくれる取り組みです。

みなさんの身の回りにもちょっとした「貢献」隠されているはずです。
ちょっと探してみては??

学生の書いているブログはこちら

2012年4月20日金曜日

一歩踏み出すこと



Q1.未来はもっと素敵だと思いますか?

Q2.自分の手で、未来をもっと素敵にできると思いますか?

この2つの問いにYes!!と即答したくなる本を紹介します。


「社会的な課題の解決と同時に、新たな価値を創出する画期的な仕組みを作ること」
本書ではソーシャルデザインはこのように定義されています。

なんやらものすごく壮大で難しそうです。
が、そんなことはありません。
実はあなたがもっているものを上手に使うだけでできてしまうことなんです。

本書の中でも紹介されている取り組みを一つ紹介します。

東京シャボン玉倶楽部の取り組みです。
「たばこの代わりにシャボン玉で健康的に一服しよう」という取り組みです。

社会的な課題;健康ブームの広まりにより喫煙によるコミュニケーションの機会が失われている
画期的な仕組み;シャボン玉で一服するシャボステーション
新たな価値;健康的なコミュニケーションの機会、大人だけでなく子どもも参加できる

こんな所でしょうか。
今では都内のレストランやゲストハウス、京都や福岡にも活動が広がり、
専用の器具までできているみたいです。

他にも面白い取り組みがたくさん紹介されています。
どの取り組みもなんか楽しく、面白い。だから、人々の心を踊らせられる。
人が行動を変えるには楽しい!!が必要なんです。
罰金があるからといって時速を守ろうとはしませんが、時速守ってるひとに宝くじがあたるとしたら??ちょっとやってみたいと思いますよね??
また、こうした面白いアイデア、取り組みには人を前向きにし、なんか自分にもできるそんな気にさせてくれます。

何も難しいことはない、「自分にできることをやってみる。」それが大事なんです。

前回のブログでもかきましたが
夢を実現できるひとは根拠を情熱に求める。
夢を実現できないひとは根拠を才能に求める。
このことは今回のことにも言えます。

こんなんあったらおもろいかも!!をちょっとやってみる。
もしかしたら世界を変える切り札はこの好奇心かもしれませんね。

2012年4月16日月曜日

手紙屋


久しぶりの更新です。
今回はとある先輩から渡された一冊の本の紹介。
普段あまり小説を読まない私にとっては久しぶりに読んだ小説になります。
一人の就活生と手紙屋との文通の話です。

「あなたの能力は、今日のあなたの行動によって、開花されるのを待っています。」

この言葉が印象的でした。

物語の中で、人間同士の交流はすべて「物々交換」だということに気づきなさいと語りかけています。
世界中のどこでも、私たちが欲しいものを手に入れる方法は、それがモノであっても友情であっても「物々交換」であると。「相手の持っているものの中で自分が欲しいものと、自分が持っているものの中で相手が欲しがるものとを、お互いがちょうどいいと思う量で交換している」


それは就職活動においても、人生においても同じ。


自分がもっている他の人が欲しがるもの、それは何だっていい。
気遣いかもしれないし、笑顔かもしれない。
でも人はみな誰かに与える何かをもっている。
そんなことを気づかせてくれました。


また夢を叶えるひとと叶えられない人の違いは


根拠を情熱に求めるか才能に求めるかである。
ということも述べられています。


冒頭の一節はそう、
今目の前にあることに対し全力で取り組み
自分がどうしてもやりたいことは何か
それを叶えるためには、夢と天秤が釣り合うようにするためには
何をしなくてはいけないか
それを考えて日々行動しなさい
そうすることで才能は自らの手で開花させられる


ということなんです。



行動する勇気を持っているという事実は、あなたの将来の成功を約束してくれるはず

自分の持っていないもののせいにしても何も変わらない、
自分に今何ができるか、それが重要なんです。



人生の岐路に立つ全ての人に


手紙屋 著:北側泰