2012年3月26日月曜日

第二言語習得論


英語、
現代のビジネスパーソンには必須の能力です。
多くの学生、社会人の方々がその習得に日々努力しているでしょう。
私もその一人です。
どうやって学べばいいか、みなさんそれぞれの工夫があるかと思います。





英語教師のための第二言語習得論 白井恭弘 著

英語教師のための、っとなっていますが、英語学習者も裏を返せば自分に教える教師です。
学ぶためにはどうすればいいか、その方法論を知ることは必ずしも無駄ではないとか考えて読んだ本です。

実際読んで、今まで自分が受けていた英語教育がいかに非合理なのか突きつけられました。
いや、結構ショックですよ。自分の受けていた方法は50年も前のもの何ですから。
というか、受けていた教育、あの「Repeat after me!」とか教科書訳して読ませるとかって、今振り返って思うのですが、学習者がいかに成長するかではなく、教育者がいかに効率よく教育するかを基本に設計されていたように思えます。
そう考えると、効率的で「いい」授業だったと思います。

こうした授業の方法って教師は先輩教師をみて、教えるのですから、しょうがないのかなとも思います。ちなみに、e-ラーニングなど、流し聞きが有効ってのも少し前の理論らしい。

じゃあどうすればってのは読んでみて下さい。

鍵は「大量のインプットと少量のアウトプット」です。
しかし、よく考えるとこれって言語学習だけじゃなく、あらゆる「学習」にいえることじゃないでしょうか。
要は、座学ばかりしても身に付かず、実際やってみることって重要だよねってことです。

もう教科書読ませるだけの教育はやめましょう!!ぶっちゃけ教科書読むのは教えなくてもできます。それよりも、実際にやってみせて、学習の必要を体感させ、モチベーションを高めることの方が大切です。





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