2012年3月22日木曜日

コインパーキング


コインパーキング
不特定多数の利用者が空いている車室に駐車し、利用した時間分の料金を支払う駐車場である。
街にある黄色い看板やらのあれですね。

ふと思ったしょうもないことですが、別に駐車することに用途を絞る必要ないんじゃないかなーと。
例えばカフェって本来コーヒーとか飲み物を飲む場として生まれたけど
今は、時間を潰したり、本を読んだり、仕事したりと個人のスペースを「買う」というニーズが生まれて、今では当たり前(一部のカフェ等では禁止したりしていますが)になっています。

そこからさらに派生して生まれたのがネットカフェ(マン喫)
使用用途はさらに多様化してシャワー浴びたり、寝泊まりしたりと何でもありです。

ここで言えるのは制作者の意図と使用者の目的がずれることは往々にしてありえる、というか、ずれることの方が多いということだと思います。
「音のないヘッドホン」
疲れた帰宅路に、たまたま遭遇した同僚などに声をかけられたくないという思いから音楽は聞いていないけどヘッドホンをつけているというOLの話です。
ヘッドホンの本来の使用意図に反して、周囲に「私は音楽を聴いているのだから話かけないで」というシグナルを発するツールとして使われています。

しかし、コインパーキングって余り制作者の意図に反した使われ方がされていないんです。
利用者は大人しく車を停めるし、大人しくお金払って、大人しく車を出す。
これって生活者らしくない。
そう思いました。

だってある一定の空間を一定の料金体系で借りれる
それがコインパーキングなのだとしたらもっといろいろな使い方をしても良いと思う。

例えば、車で移動販売とかしてもいいし、空間だけ借りて大道芸とかやってもいい。
もしかしたらイスと机持ち出して即席のオープンカフェなんてのもできるかもしれません。
こうした自由な発想で好きに使用できる空間にしてもいいんじゃないかと思う訳です。
毎日いろいろな人がいろいろな目的で入れ替わり立ち替わり使う。屋台なんかやってもいいと思うし。ある種の混沌とした場を形成して、「祭り」が起きる。

こんなコインパーキングが会っていいと思います。
(法律に詳しくないので、法的にできるかはわかりませんが)

0 件のコメント:

コメントを投稿