2012年6月14日木曜日

有り難うのチカラ

 久しぶりの更新になります。

ここ最近、ほんとに刺激の多い日々でした。
(精神的にも腹部てきにも。。。)

そんななかで、キーワードとなったのが
「ありがとう」です。




ありがとう。

普段何気なく使うこの言葉ですが、
ほんとに奥が深く、チカラのこもった言葉だと思います。

というのは、本日参加させて頂きました、
本山雅英先生のファシリテーション・ガーデン、

そして、日本の文化、

この2つからです。

まず、ファシリテーション・ガーデンについてですが、
コーチング・ラボ・ウエストさんの企画する、ファシリテーションのセミナーです。

そこでキーワードとなったのが「ありがとう」です。

たとえば、
ブレストや、ディスカッションなどをしている際、
時間になってもなかなか静まらず、ずるずるしてしまうこと
ありますよね?

そんなとき、つい、
「時間です!!」 「はい、静かに!!」などと言ってしまいますが、
ただひたすらに「ありがとう」という
そうすると、相手も嫌な思いをせずに終われます。

また、つい、自分の思いをいいすぎて、話が長いひとに対し、
遮ってしまうのも気が引けますが、
「ありがとう、気持ちはわかったから」などと切り返すと
お互い納得して次の話にいけます。


ちょっとした気遣いかもしれないですが、そのパワーは絶大です。

この「ありがとう」ですが、
みなさんはその起源をご存じでしょうか?

実は、その起源はお釈迦様にあります。



盲亀浮木の譬(もうきふぼくのたとえ)
というらしいのですが、


お釈迦様が弟子の阿難に対し、
「人間に生まれたことをどのように思っているか?」
と尋ねた所、阿難は
「大変喜んでおります。」
と答えました。
そこで、お釈迦様は
「どのくらい喜んでいるか?」
と尋ね、阿難は答えに窮しました。
そこで、お釈迦様は
「果てしな~く広がる海の底に、目の見えない亀がいる。 
その亀は、100年に1度、海面に顔を出すのだ。 
広~い海には1本の丸太棒が浮いている。
その丸太棒の真ん中には、小さな穴がある。 
丸太棒は、風のまにまに、波のまにまに、
西へ東へ、南へ北へと、漂っているのだ。

阿難よ。 

100年に1度浮かびあがるその目の見えない亀が、 
浮かび上がった拍子に、丸太棒の穴に、
ひょいっと頭を入れることが有ると思うか?」

と尋ねられ、阿難は

「何億年×何億年、何兆年×何兆年の間には、
ひょっと頭を入れることがあるかもしれませんが、 
ない、と言っても良いくらい難しいことです」 

と阿難が答えると、 

「ところが、阿難よ。 
私たちが人間に生まれることは、 
その亀が、丸太棒の穴に首を入れることが有るよりも、 
難しいことなんだ。 
有り難いことなんだよ」

とおっしゃったそうです。

そう、
「ありがとう」
という言葉は
「当たり前だと思っていることも実は、
何個もの奇跡が重なってできた有り難いものだ、
だから、その奇跡に感謝しよう」
という思いからきています。

毎朝、太陽が昇ることは、有り難いことだし、

こうして、あなたと話せていることも有り難い。

そうした、謙虚で、他者を思いやる、
日本人らしい、美しい言葉だからこそ、

こうした素晴らしいチカラがあるのかな、
そう思います。

ブログを読んで下さったみなさん、
有り難うございます。これからもよろしくお願いします。


mohiのぼやき

久しぶりの更新になりましたが、
いかがでしたでしょうか?

書きたい話ばかりたまってなかなか書けていませんが
もっと充実させたいです。

ここ最近はというと、
ひたすらに腸炎との戦いでした。

ただ、

ひたすらに。。。

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